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2010年10月20日 水曜日/09:10:27/ No.192
「楽譜」における電子書籍の展望

記事分類:つぶやき
 日本でもぼちぼち電子書籍の端末やプラットフォームが登場しているようだが、
「独自の形式」などによって「一人勝ち」しようという傾向が見られる。
音楽もそうだが、互換性などユーザビリティを軽視したり、権利を規制しすぎると、
誰も儲からないし広がらない。そして自滅する。

奪い合うと足りなくなる、
分け合えば余る、
などと相田みつをさんの作品集で見かけた事があったが、確かにそうだ、
何故それが解らないのだろう。

己の利益に目がくらむと皆が破滅する。

日本の大手は、大手なのに器が小さい。
例えば音楽についても、
権利で縛る事で音楽そのものが売れなくなれば、
権利団体の利益だって下がるわけである。
ものがよく回転するためには、
柔軟で、共に儲けるという発想がないと自滅するだけだと思う。

そういう意味では、【真・輪音転生】などは、
現在の音楽の権利のくだらない縛りを改善させる事を提唱するようなものであると同時に、
だからと言って権利団体を敵に回そうなどとは全く思っていない、
むしろ、解放することで、
権利団体ふくめ、皆が儲かると考えているのだ。

誰かを潰して自分が生き残るのではなく、
みんなが儲かる事を、特に大手こそ、考えるべきだ。
大手にしかできないことだってある、
なのに大手のアタマが固くて新しい概念を打ち進めていく事ができないでいる、
それは長い目で見て国益を低下させる。
多少極端、半分勘違いかも知れないが、
私の音楽やそれに対する考え方は日本を救うとまで自信を持って言えるものだと思っている。


前置きが長くなったが、

 楽譜における電子書籍について考える場合、
私が販売している楽譜PDFなどの考え方は、
基本的には端末などは必要とせず、
販売の形式はPDFなどデータで販売し、
使うときは各々に好きなように印刷して使う、
という前提だ。

データで販売する意味・メリットは、

●コストが安い
●リスクが低い
●印刷サイズを自由にできるため、
 それぞれの目的に見合った印刷ができる
●何度もプリントできるため、
 注意書き、指番号のメモなど、
 各自で色々書き込む楽譜には向く。
 書き込みが増えても、いつでも新しく同じ楽譜を印刷できる
●楽譜においては、製本された曲集などは使いづらく、曲ごとに印刷できたほうが勝手がよい。

などである。

端末で楽譜の表示は小さいであろうから、
やはり、紙に印刷する方がよいだろう。

よって、電子書籍を国内外のプラットフォームで委託販売をする事の意味はさほどない。

特に、現時点で電子書籍をアマゾンなどのプラットフォームで販売する場合、
形式がそれぞれの企業が用意する端末の独自の形式であったり、寄稿する際のファイル形式がPDFなどのシンプルな形式ではなかったり、当然海外プラットフォームでは日本語に非対応など、まして日本国内のプラットフォームなどは存在すら少ない上に印税も低すぎたりするだろうから、
やはり楽譜のデータ販売としては特に委託する事のメリットや展望がないので、
しばらくは個人販売でよいだろうし、ユーザーがどの企業のどんな端末を使うのかという事にも関係しない。

要は、委託しない電子書籍出版の課題は、
データ商品特有の特徴によるメリットとデメリットを
いかに把握し、対策するかだ。

とにかく、データ商品の販売で重要なのは、
ただただ、
「決済」「価格」
である。

他をどれだけ工夫しようが、
決済が課金で容易にダウンロードできないとか、
それによって価格が上がるなどすると、
全ての他の努力が無駄になるといっても過言ではないし、
私は一時期海外プラットフォームからの委託を考えたのもそのためである。

インターネットのみでダウンロードと決済が同時に済むからである。
それ以外の野暮な販売スタイルでデータを売っても(データをCD-Rに焼いて物理発送など)、相当売りさばきにくい事は自身の経験で解っている。
下手に野暮な流通法でデータのみの販売にするより、まっとうな価格で現物を扱った方が売れる。

個人的な潜在的な感覚としては、
パソコンや端末からダウンロードでデータという商品を購入することを考える場合、
物理的なものを買う時に比べて「それに対してお金を払って買おうという感覚」がひどく低下するように思える。
基本的には、200円~400円程度でなければデータというものを買う気にはならないだろう。
それがたとえ「お金儲けができる情報商材」であっても、
それが一万二千円とか、ふざけるなというのが正直なところで、
おそらくそういう類のもので高価格なものはほとんど売れていないのではと思える。
 それなら本屋さんでビジネス関連の現物の本を2,000円ぐらいで買うというほうが多いように思う。
 とにかく、データというのは現物でない分、そのものの存在感が薄く、
それに対してお金を払う感覚が薄くなり、求める価格も低くなる。

とにかく、課金ダウンロードで200~300円程度のデータ以外は、
ほとんど全く売れないと思う(著者が有名人であれば別だろうが)。

それ以外の価格、面倒な決済法、データなのに物をわざわざ動かす流通法でデータ「のみ」を売るという事は、
現実的に考えて成功しないだろうから、その場合はプラットフォームで委託販売しかないように思う。
 もっとも、規制大好きで己の利益しか考えず印税も著作者をバカにしたようなパーセントでしかないようなくだらない大手が多い日本などでは、端末・プラットフォームともに何も期待できたものではなく、このままではアップルやアマゾンに音楽同様、また全て持っていかれる事だろうけれども。音楽業界の失敗を横目に見ながらも日本の出版社は何も学んでいない。というより、電子書籍など最初からやる気がないように見える。
何か出版業界が電子書籍に本気にならない(なれない)大人の事情でもあるのだろうか。
素人から見ても明らかに売れそうにない端末しか出ていない。
色々と神経質で技術も優れた日本の大手企業にしてはやる気がなさすぎる端末しか登場してこない事を考えると、やはり何かわけがあるのかとしか思えない。
もっとも、やる気がないなら最初から何もやらない方が経費の無駄にならずに済むと思うのだが。

電子書籍に限らず、携帯電話やスマートフォンの方面も、
何かいい加減詰んできているのに無理に開発・価値の押し売りになっているように思う。
 何か混沌としてきて、諸々の社会問題等が多発した根源でもあるそれらは、最終的には皆がその手のものから再び離れていく時代はそう遠くないかも知れない。
少なくとも私は、多機能な携帯電話やスマートフォンは要らないし、結局なんだかんだでパソコン一台有ればわりと事足りるように思う。


 そんな中でしかし楽譜の場合は、書籍の中でも比較的特異な性格をもったものなので、
工夫によって、楽譜を現物でなくデータとして扱いながらも、
200~300円などという安すぎる価格ではない、もっと利益が上がりやすいまともな価格帯で、そして課金ダウンロードでなくても売る事は可能だろう。


最近パッケージングを変更した、
鉄鍵律の曲集本PDFにおまけDVD-Videoつけたりmidiつけたやつと、
スーパーハッタリ13ピアノエチュードの曲集本PDFにおまけDVD-Videoつけたりmidiつけたやつ
鉄鍵律セット13エチュードセット

これらは、もともとは、曲集本の楽譜をPDFデータだけで売っていたもので、
その時の価格は2,300円、それだけでもある程度の売り上げがあった。

しかし、やはり現物の本で取り扱っていた時の方がよく売れたのだ。

しかし現物の本はコストやリスクが高く、また、使う側にとっても楽譜で分厚い本は必要ないように思う。

だからといって、データのみをパッケージングして売っても、現物よりも価値や存在感が下がってしまう事について、それをフォローしなおかつ魅力を上げる方法を考えた結果が、

その曲集の何曲かの演奏映像のDVD-Videoや、midiデータやmp3などのデータも収録してセットにするというやり方である。
DVD-Video単体でも売っているのだが、
それ単体で売る事にこだわると売り上げが上がらない事に気付いたので、
そこらへんも考えた結果だ。

曲集PDFにおまけ収録しているビデオクリップは、DVDビデオ単品の中から選択したクリップであり、あくまでも「おまけ」というのがポイントである。


曲集本のデータPDFとDVD-Videoで2,400円という売り方ではなく、

曲集本のデータPDFにDVD-Videoがオマケで付いて2,400円なのである。


この方が絶対に売れるし、実際にこのパッケージングにしてから間もなくすぐに反応もありちゃんと売れている。
つまり、このおまけDVD-videoの存在が、元々のDVD-Video作品の価値を下げる事無く、
且つ、DVD-Videoのビデオクリップを見てもらう可能性も上がり、楽譜PDFデータのパッケージの価値やそれへの関心も劇的に上がるのである。

これによって、データだけの商品に千円以上のお金を出す気がしないという潜在的な感覚をフォローしているのだ。
 また、このような売り方は、電子書籍プラットフォームでの委託販売でもできない売り方で、
メインはデータ商品なのに物質的な喜びも同時に味わえるというものである。
パッケージをある程度カッコよくしているのもその要素の一つである。

少なくとも、私本人がこのDVDのスリムケースを手に取り、2,400円という価格を見た時、
「買いたい。まぁ悪くはない値段だ」
と思えるレベルだとの感覚を抱いた。

自分の商品を自分で手にとってみて眺めてみて、
それをその価格で欲しいかどうか自分で考え判断し、
それで、欲しいと思えるものにする。

それで人からもある程度の反応があれば、それでよいのだということだと思う。

データ単品にして課金ダウンロードのシステムのプラットフォームに委託せずとなると、
数百円でしか売りづらく、しかし物理的に物を動かすと発送料と決済手数料で全く儲からない、だからといって発送料や決済手数料込みのような価格をつけると、
買うほどでもないと思わせてしまう中途半端な価格設定になってしまう。

だから、データ販売は、数百円で売るというのは委託・課金のみ、
それ以外ではデータ単品売りは成功しない、という事になり、
他の売り方を考えるべきである。
下手にデータでやるより物によっては現物の方が価値が上がる場合もある。

一番よいのは、データと現物を並行し、
ネットの方面では、データでも単品で課金で買えるか、課金が無理なら抱き合わせ的ラインナップを考えて価格を千円以上に設定できるようなものにする、
そして、現物の方面でも本屋に行けばそれが並んでいるというのが望ましい。

ネットでデータで売ってるものと、実店舗で現物を手にした時とでは、
それを欲しいと思う気持ちの高ぶりや衝動性が明らかに異なる。
ネットでデータで買うようなもので衝動的に二千円以上のものに手を出す気になるようなものは、アダルトコンテンツ以外に考えられないといっても過言ではない。

本能が強く衝動的に作用するもの以外をデータでしかも千円以上の価格をつけて売るのは相当に難しいのだ。
 音楽・楽譜も難しい分野だが、データ単品以外に売る方法を考えればデータでも売れるという事で、決済法が野暮で価格が500円以上のようなデータ商品は、よっぽど希少価値がある場合でなければまったく売れないに等しいと考えた方がよいので、電子書籍の出版などをプラットフォームでの委託なり個人で出版社を挟まず出版などしたいと考えている人は、そこらへんも考慮してやるべきである。


楽譜はデータならではのメリットも相当あるのでデータで売っているが、
世間が騒いでいるほど電子書籍やデジタルコンテンツは必要とされていないと感じるのが正直なところだ。
また、案外、何かを買うという事に積極的なのは、普通一般的な「客」というような立場のユーザーよりも、「何かをやってる人」がお金を出す事には積極的であるように思える。
自分が何かの利益を生むために投資をする、そしてデジタルコンテンツやそれらの端末には、そのような性格が強く出るように思える。
 デジタルコンテンツや端末で盛り上がっているのは起業家同士の空回り回転とでもいいましょうか。
一般ユーザーは案外デジタルコンテンツにカネを出さないように思う。

デジタルが主流であるという「風潮」は誰かが都合で作り出したものであると感じる。

意外と普通の「客」的な人は、現物がまだまだ好きなように思うのだ。
楽譜の場合は、たまたま「自分が曲を弾いて楽しみたい」という「体験型の欲求を満たす利益」があるから売れているだけだと思うので、
やはり、完全な受身的な要素をもつようなものを普通の客にデジタルなコンテンツで売るのは相当に難しいのではないだろうか。

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