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2010年11月03日 水曜日/01:17:49/ No.201
五段砧 ピアノ二重奏

記事分類:くろしきレコード関連
制作中のピアノ弦箏曲集に収録する、
既存の箏曲のピアノ演奏版を全てレコーディングし終えました。
後は、テキトー即興的なBGM特化和風徒然曲をいくらか収録する予定。

↓mp3フラッシュプレイヤー
五段砧/六段/乱輪舌/秋風の曲(ピアノ)





作曲:八橋検校(Tr2,3)
   光崎検校(Tr1,4)
採譜・ピアノ演奏録音:玄守鷹矢
--------

こないだに「六段」「乱輪舌」をレコーディングしましたが、
「秋風の曲」「五段砧」も完了。

五段砧 譜面
五段砧は光崎検校作曲の箏曲の二重奏で、13分もある長く複雑な曲で、
それを是非ピアノでやってみたかたったわけで。

音を拾って採譜するだけでも大変でしたが、
レコーディングもまたそれは大変でした。

五段砧 譜面
はじめは静かにはじまり、途中から延々と複雑な内容が続きます。

五段砧 譜面
それぞれのパートの割り振りが独特で、
なんというか、300年以上前ということも踏まえて考えると、
光崎検校の才能や前衛性を感じます。

頻繁に不思議な不協和音や微妙に合ってるような合ってないようなズレたような音の掛け合いが続きますが(笑)、
光崎さんがやりたかったことのイメージはなんとなく解りますね。
ちょっとバッハのジュニアバージョンみたいな位置づけでしょうか(笑)。
バッハは音の構造が複雑で且つ抜け目がないが、
五段砧は、そういうニュアンスの事をやりたそうではありながら、
少しアンサンブルの技術が少々未熟さは感じるものの、海外の音楽の影響はおそらく受けることがない時代だったはずなので、その中でこういう構造の二重奏を考えたということが微笑ましいところであります。

これが進化すると、段々拍子感覚がハッキリしてメロディーを歌うような音楽になってきたと考えられますね。
五段砧は時代背景を考えると相当に前衛的な試みがあるようにみてとれ、また、進化することで本来のシンプルな良い味が失われたり飽和に繋がっていく、
その丁度真ん中で絶妙のバランスで成り立っているように思う。

例えば「六段」のような箏など、ほぼ単音で音数が少ないからこその良さみたいなのもあるわけで、それを、箏を使って「曲っぽく」していけばしていくほど、
それはそれで素晴らしいという一面があると同時に、箏本来の何かから離れるような気もします。音を沢山重ねるなら別に箏じゃなくてもいいような、一種ギターのような感じがしてくるという一面もあります。

宮城道雄さんなどは、かなり近代といえば近代寄りなので、
春の海や、以前私がピアノアレンジをしたことがある瀬音、さくら変奏曲や落ち葉の踊りなど、
もうその頃には既に、拍子が四拍子でハッキリとしたノリとメロディーラインのようなものが存在しています。

そんな中で、300年以上前に五段砧のようなものがあったというのは、
かなりそれは前衛的であったと思います。


秋風の曲 譜面
「秋風の曲」も光崎検校の作曲ですが、
秋風の曲 譜面
この曲も、かなり当時にとって音の響きの新しさを探求している様子が窺えます。
八橋検校ともまた違った才能を感じます。

私もこの「秋風の曲」をはじめて聞いた時、
なんともいえない変な感じを覚えました(笑)、
当時の箏のイメージをかなりぶっ壊した作品だったのではないかと思います。
たまに明らかに理論的に間違ってそうな変な音が入ってたり(笑)、
たまに妙にとても一瞬美しくなったり(笑)、
なんか独特で、印象深いものがありますね。

そこらへんも含めて、
できる限りそれをピアノで再現し、
原曲のよさを保つよう努力するような感じでほぼ譜面は完全コピーになっています。

ピアノならではの、もっと和音を重ねてアレンジとかもやろうと思えばできますが、
あえて、意図的に単音の箏のよさをそのままピアノで再現しようという試みで、
無駄なアレンジや和音は追加していません。

それによって、
とにかく、落ち着く、
ただ、そこに延々と静かに流れる水を眺めているような、
「聴くためではなくて流すための」
BGM作品になっていると思います。

もちろん、五段砧などは、聴きこんでも聴きごたえはあるかと思います。
まぁ「聴こうとすると」眠たい曲だとは思いますが(笑)。
ピアノでの完全コピーを実際にやってみて、
その複雑な構造に驚くばかりでした。
当然、覚える事も通して弾く事も非常に困難なので、
ちょっとずつ、区切り区切りで二重奏をレコーディングした次第であります。

二重奏とはいっても自分ひとりでのレコーディングなので、
なかなか難しかったですね。
冒頭のゆったりした部分だけ、別に先にカウントを録音してからそれに合わせましたが、
それ以外はすべてフリーテンポで先に片方を録音してから、
それに合わせて2つめのパートを録音していくという感じでした。
まぁとにかく大変でしたが、
そこまで大変な思いをしたものではあるものの、
これはあくまでも、
ほとんど聴いてくれなくてもよい音源です(笑)、
これは、「ただテキトーにボーッと流しているだけ専門BGM作品」
なので(笑)。

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